神奈川通公園の8月 神奈川通公園の四季へ | |||||
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8月1日(金) | |||||
落下したエンジュの花 | エンジュの樹 | エンジュの花 | 剪定されたケヤキ | 剪定されたセンダン | |
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元気がないペチュニア | オニユリのムカゴ | 花が咲き続けるアガパンサス | |||
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8月1日(金) 公園で水をくれていると、上からチラッ、チラッと落ちて来るものがあった。 近くにある樹はエンジュなので、エンジュの花に間違いないと思った。 見ていると1-2秒に1個の割合でと落ちてくる。毎年このように落ちて、路面が落ちた花びらでいっぱいになる。 「昨年も、エンジュの花は今時咲いたのだろうか」と思い出してみた。平成12年は8月10日、平成13年の昨年は8月13日にこのような光景を見ている。すると、8月上旬に咲くということは妥当であるが、今年はやや早まっているともいえる。 センダン、ケヤキは成長が早く、すぐに伸びて来る。枝を伸ばし隣のマンションの手すりへ届くようになったので、土木事務所の方へ連絡し、剪定してもらった。見事に選定され、センダンは丸坊主になった。センダンについては、23年の暮れに今の姿のように剪定してもらったが、あっという間に枝が伸びてきた。 中央花壇の草花はどうも元気がない。土がかたいせいもあるが、日射の強さもかなり影響しているように思える。前日の夕方に十分水をくれておいても、朝になると空からになっている。特にペチュニアが弱いようだ。つるのように茎が伸びて来るので、支えでもしなければだめなのかもしれない。 花壇をオレンジに飾ったオニユリの花が散った。咲き始めたと思ったら、あっという間だった。正確に記録していないが、花が見られたのは1週間ぐらいであった。いまオニユリを見ると、むかごがいっぱい付いている。このむかごからも新しい個体が育つという。 オニユリは散ってしまったが、アガパンサスはまだ花を咲かせている。もちろん以前見た花ではない。別のものが咲き出したものと思う。オニユリはほぼすべてのものが一斉に咲き出したが、アガパンサスはそれぞれ咲き出しが違っているようだ。 撮影:7月31日 記 平成26年8月1日(金) |
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8月15日(金) | |||||
サフラン? | エンジュ | エンジュの花弁 | キバナコスモス | 水たまり | |
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コスズメガヤ | コニシキソウ、カタバミ、クルマバザクロソウ |
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8月15日(金) このところ梅雨が戻って来たようで、公園の植木に水をくれなくって済む。様子を見ていると、外が明るくなったので、雨の合間を縫って公園へ行ってみた。 雨が降り出したので、傘をさした。空から雨に混ざり、何かが落ちてきている。よく見ると、エンジュの花である。先日もこんな光景を目にした。エンジュの樹の下にはたくさんの花弁が落ちている。今までよく見ていなかったが、エンジュもけっこう花もちがいいように感じる。 雨の中を急ぎ足で回った。移植したキバナコスモスを見た。小さいながらもすでに花を見ているが、ここ数日のうちに、雑草が目立ってきた。中でもイヌホオズキが数を増やし、大きくなっている。 キバナコスモスの前の広場には水たまりが出来ている。背丈の低い雑草が水に没している。どんなものがあるか見た。 コスズメガヤがある。先日までは炎天が続いたので、枯れそうになっていたが、水分が補給されたせいか、心持元気が出てきたように見える。 コニシキソウ、カタバミ、クルマバザクロソウなどが水につかっている。もう少しゆっくり見ようとしたが、雨足が強くなってきたので、引き上げることにした。 今日は、あれた中央花壇をきれいにしようと作業をすることにした。三本グワを持ち出し、端から草を抜き始めた。枯れ始めたエノコログサは簡単に抜ける。地面を張ったメヒシバの茎を引っ掛けると予想しなかったところのメヒシバも抜けてくる。メヒシバの茎が長くつながっていたことが分かる。ハキダメギクも所々に見つかる。カタバミも大分衰えてきている。エノコログサが出る前は、あっちもこっちもカタバミだらけだった。それがエノコログサが出始めると、個体数が少なくなり、今は衰えようとしている。それぞれの草が自分の生きる時期を分け合っているようだ。 草を抜くと中央花壇はすっきりした。草を刈る前後を比較すると、土が広い範囲に見えてきたせいか、落ち着いた気持ちになれる。環境によって人の気持ちが変わることがよく分かる。この状態がいつまで続くであろうか。見続けて行こうと思う。 撮影:8月14日 記 平成26年8月15日(金) | |||||
8月18日(月) | |||||
エノコログサ(根元が赤い) | コメヒシバ(根元は赤くない) | タチカバミ | エノキグサ | メヒシバ | |
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8月18日(月) 公園の花壇の中に雑草が生い茂って来た。みんなで雑草取りをしてから随分時間が経ったので止むを得ないのかもしれない。どんな雑草が芽生えているのだろうか。 エノコログサとヒメムカシヨモギはたくさん出ていたので、ときどき取り除いていた。また、エノコログサの花期は峠を越したと考えられる。 エノコログサとコメヒシバが混生している。エノコログサが小さいので、葉だけを見ると、2つの違いが分かりにくい。何か手掛かりはないものかと探してみた。 エノコログサ・・・根元が赤くなり、立ち上がっている。 コメヒシバ・・・根元は赤くなく、地面を這っている。 こんなところに違いがあることに気がついた。専門書に載っているだろうか調べてみたいと思う。 撮影:8月26日8日 カタバミもほぼ1年中出ている。これは横へ広がるというよりも、立ち上がっている。タチカバミという名前があるので、これではないかと調べると、生育環境によるもので、一般のカタバミとは区別されていないとのことだった(松江の植物より)。オッタチカタバミ、エゾタチカタバミなどもあるそうだ。奥が深いことが分かった。 エノキグサもよく出てくる。大きくなったものは1度抜いたのだが、また小さいものがけっこう出てきている。 これから猛威を振るいそうなのがメヒシバである。花壇の中はコメヒシバが多いようだが、じわじわとメヒシバが勢力を広げ出しているようだ。 記 平成28年8月28日(日) |
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8月21日(木) | |||||
コニシキソウ | ハキダメギク | スベリヒユ | チチクサモドキ | ヒメジョオンのロゼット | |
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雑草を除去する前 | 雑草を除去した後 | ||||
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8月21日(木) 花壇の中にはちょっと見ただけでも、いろいろな雑草がある。雑草と言っても、みんな命を持っていて、今の時を生きている。生きているということに関しては、人と同じである。雑草を抜くことは、生命を断つことになる。生命の尊さを考えながら作業を進めることがたいせつである。 コニシキソウがある。どこにも見られ珍しくはないが、今小さな花をつけているようだ。この花はよく見ると、杯状をしているそうだ。 葉が対生になっていて、毛の多い草が見つかった。花が咲いていないので、ちょっと迷ったが、ハキダメギクと分かった。ハキダメギクは名前の通り、あまりきれいでないところに咲く。このままにしておくと、どんどん増えてくる。 スベリヒユ、今年も何回か触れた記憶がある。飢饉の時にはこれを食べたという。小さいが黄色いきれいな花を咲かせる。 チチクサモドキも繁殖力の強い雑草である。「日陰にこんなにたくさん」と思えるくらい繁茂しているときがある。公園のセンダンの下には毎年そのような光景が見られる。 ヒメジョオンのロゼットが見つかった。この時期のロゼットだから、気候が良くなれば、年内に咲くかもしれない。しかし、このロゼットは今日抜かれる運命にある。 勢いのなかった花苗も雑草を除去すると、一見元気が出たように見えてくる。錯覚だが、花壇らしくなった。 撮影:8月17日 記 平成26年8月20日(水) |
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