神奈川通公園の4月          神奈川通公園の四季へ    
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4月10日(木)                  
満開になったソメイヨシノ 撮影:3月31日 満開になったオオシマザクラ 撮影:3月31日 最盛期のチューリップ 最盛期のチューリップ ムスカリ
満開になったソメイヨシノ 撮影:3月31日 満開になったオオシマザクラ 撮影:3月31日 最盛期のチューリップ 最盛期のチューリップ ムスカリ
スイセン シラン アジュガ シダレザクラ
スイセン シラン アジュガ シダレザクラ
 4月10日(木)
  公園のサクラも日一日と花に変わり葉が増えていく。オオシマザクラは近くへよらなければ花の存在が分からなくなった。
 暖かくなったので、公園の中もいろいろな花が咲き始め、色とりどりと賑やかになってきた。中でもチューリップは最盛期である。花を大きく開き、太陽の光を存分に受け入れている。余り大きく開くと、あと何日持ってくれるか気になる。
 ムスカリもひところより花の数を増やしてきた。公園のあちこちに顔を出している。葉の緑と花の青が対照的できれいである。
 黄色いスイセンが咲き出した。先月辺りのスイセンよりもひとまわり小さなスイセンが咲き始めた。淡い黄色で、この花を見ていると、落ち着いた気分になれる。
 花壇の草花に水をくれているとき、シランの葉の間に花芽の姿を見た。既に赤みがかっている。気をつけて見てきたが、突然花芽が大きくなったようだ。
 アジュガも青紫色の花を沢山つけてきた。花をつけるまでは、赤茶色の葉が地面を這い、きれいとはいえなかったが、このように花をつけると、全く別の環境になる。
 いま最も見事なのは、シダレザクラである。淡いピンクの花を沢山つけている。公園のシダレザクラの樹はまだ小さいが。それでも見応えがある。
 撮影:4月9日
 記  平成26年4月11日(金)
 
4月10日(木)                  
シダレモモ シダレモモ ヒメリンゴ ヒメリンゴ ハナズオウ
シダレモモ シダレモモ ヒメリンゴ ヒメリンゴ ハナズオウ
ハナズオウ
ハナズオウ
4月11日(金)
  暖かい日が続き、春が来たと思ったら初夏の陽気を呈してきたようだ。日中の風のないときは上着が要らなくなった。道を歩くと、カラスムギやネズミムギが現れ出している。
 あちこちの公園のハナモモが咲き出したのに、神奈川通り公園のシダレモモは中々咲き出さなかった。他よりやや遅れたが、ようやく咲いてくれた。白い花が塊り状に枝についている。その姿はボタン雪を散りばめたようだ。ふっくらとした形に温かみが感じられる。
 シダレモモの横にヒメリンゴがある。この花も咲き始めた。多くはまだピンク色をした蕾だが、いくつかが花を開いている。よく見ると、白い花びらには綿状の毛が見える。
 ハナズオウの赤紫色をしていた蕾も開いてきた。この花はマメ科に入る。開き始めた花を見ると、マメ科独特の形状をしていることが分かる。
 撮影:4月9日
 記  平成26年4月11日(金)
 
4月14日(月)                  
オオデマリの花芽 復活したスイートアリッサム ユリオプステージ イチハツ? イチハツ?
オオデマリの花芽 復活したスイートアリッサム ユリオプステージ  イチハツ? イチハツ?
4月14日(月)
  ユキヤナギの陰で小さいながらも沢山の白い花をつけたボケの花びらが落ち始めた。ボケに変わり、その近くにあるオオデマリの花芽が分かるようになって来た。昨年咲かなかったので、心配したが、これで花が咲く確信が持てそうだ。
 スイートアリッサムが復活してきた。寒中を花の数を減らしながら耐えてきたが、ここまで生き延びてくるとは思わなかった。いまは復活し花数が日増しに増えている。
 ユリオプステージも復活し、花を増やしている。この花は、花の少ない寒い冬に、きれいな黄色い花をつけ、公園を訪れる人の目を楽しませてくれた。
  昨日公園活動をしているとき、白色のイチハツと思われる花が咲き始めていることに気がついた。今日見ると既に大分開いている。この花を最初に見たとき、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブ・・・何れかと当たってみた。葉を見るとカキツバタに近いが、花を見ると違っているようだ。この花の外側の花びらを見ると、細い糸状のものが沢山ついている。模様ではない。昨年も悩んだが、この糸状の特徴がアヤメ、カキツバタ、ハナショウブのいずれでもないといっているようだ。そこでさらに調べると、イチハツに達する。昨年も1度はイチハツと思ったが、自信がなかった。やはりイチハツと考えられる。
4月20日(日)                  
落ちていたケヤキの雄花 緑色をした粒やそれが開いたものが見える 雄花の集まり カエデの花 カエデの花
落ちていたケヤキの雄花 緑色をした粒やそれが開いたものが見える 雄花の集まり カエデの花 カエデの花
花
4月20日(日)
  公園のベンチに座っているとぱらぱらと上から何かが落ちてきた。雨でもないのに「不思議だなぁ」と思った。風が吹くたびに落ちてくる。上を見て、ケヤキの花である事が直ぐ分かった。注意して下を見ると、既に沢山落ちていて、隅にはかたまっている。よく見なければ、単なるゴミとみなしてしまう。
 服についたものを見ると、何か雄しべのようなものが見えている気がした。余りにも小さいので、肉眼では詳細が分からない。接写写真を撮ってみた。緑色をした粒やそれが開いたものが見える。これが雄花の葯らしい。
 ケヤキは雌雄が同株で、雄花は数個ずつ新枝の下部に集まってつき、…雌花は新枝の上部葉腋に1個つく(牧野植物図鑑)という。落ちていた花を見ると、花が沢山集まっている。形から判断してもこれらは雄花といえる。雌花が落ちてくることはないので、見ることは難しい。
  カエデの樹を見ると、葉の陰に花のようなものが見えた。プロペラのような形をした果実はよく見かけたが、花を見かけることはなかった。間違いなく花であろうと、よく見直した。小さいので、この花も肉眼では分かりにくい。やはり接写写真を撮ってみた。いろいろな図鑑によるとカエデの仲間は、萼、花びらが6枚、雄しべが8本となっている。しかし、写真ではこのことが確認できなかった。写真だと雄しべが6本になっている。よく見ると、上の方には既に果実が出来ていることを考えると、花の時期は終わりにきていて、雄しべなどは枯れ落ちたのではないかと思われる。
 撮影:4月18日
 記  平成26年4月20日(月)
4月22日(火)                  
赤い花をつけたボタン ヒメリンゴ ヒメリンゴの花 オオデマリ オオデマリの花
赤い花をつけたボタン ヒメリンゴの花 ヒメリンゴの花 オオデマリ オオデマリの花
コデマリ コデマリの花 ハナミズキ ハナミズキ 
コデマリ コデマリの花
4月22日(火)
  公園のチューリップがそろそろ終わろうとしている。最近は日が出ると大きく開き、夜になると何とか小さく閉じていた動きも鈍くなり、花びらにちょっと触れると、ポロリと落下するようになって来た。赤、白、黄色と鮮やかに咲いた風景がまだ強く印象に残っている。日一日を花びらが落下していくすがたを見ると、いじらしさが感じられる。
 公園にたった1本しかないボタンが見事な赤い花をつけた。樹そのものは小さなものだが、花が大きいので見事に映る。日当たりが強いせいか、葉が少し茶褐色気味だが、見応えがあることには変わりがない。
 シダレモモの花が峠を過ぎたが、その隣のヒメリンゴが最盛期を迎えている。昨年剪定をせず、上のほうまで枝を伸ばしてきたが、そこまでも花をつけている。純白の5枚の花びらの中に雄しべや雌しべを伺うことが出来る。
 心配していたオオデマリが咲いてきた。花の感じはアジサイに似ている。葉を見ると葉脈の間隔が狭く、縮んでいるように見えるところからアジサイとの違いが分かる。花もひとまわり小さい。
 オオデマリが咲くのと一緒にコデマリも咲き出した。名前の通り、オオデマリよりも大分花が小さい。小花一つ一つはユキヤナギを思わせるが、ユキヤナギの終わった後を引き継ぐように咲き出している。オオデマリ、コデマリともに「マリ」と名前がつくように遠めには子供のあそぶ「マリ」を連想させる。しかし、最近は「マリと表現することがなく、「ボール」が使われている。失われていく日本語になるかもしれない。
 公園 公園にはハナミズキが1本ある。ようやく咲き出し、色がついている。花のついていないときは注意する人はいないが、このようにして花をつけると、通る人通る人が振り返って見ている。枝先に点々を色づいている景色がなんともいえない。
 撮影:4月20日
 記  平成26年4月22日(火)
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